いつでもどこでもインターネットを可能にしたポケットWiFi。
ビジネスマンの中ではノマドワーカーの出現のきっかけになったのもこのポケットWiFiの出現からだといわれています。いつでもどこでもネットが繋がるのは多忙なビジネスマンにとってはどこでも仕事になり、仕事の効率は過去と比較して圧倒的に向上。最近では依然と比較して速度も大きく向上した為、外出先でも動画の視聴がストレスなく楽しめるようになりました。
対応エリアも広くなり、契約すればすぐWiFiルーターが届く手軽さから固定の光回線の代わりにポケットWiFiを持つ方も比較的増えてきているようです。以前まではポケットWiFiのネックともいわれていた通信容量制限も無制限といったプランの出現で、使いやすさはますます向上。
このコンテンツでは、そんなあらゆるポケットWiFiを通信容量無制限というプランを視点に、通信制限や料金の比較や、総合的なオススメ比較などを紹介していきたいと思います。
ポケットWiFiのプラン
では、早速ポケットWiFiにはどのような料金プランがあるのか後の料金プラン比較の為にもチェックしていく事にしましょう。基本的にどこのポケットWiFiを比較しても同じと思われるのですが、通信容量制限があるプランと通信容量無制限の2種類のプランから構成されています。
当然ながら両者の比較では、前者のほうが後者の無制限プランより料金は安くなっています。参考までにUQWiMAXの例を見てみる事にしましょう。
UQWiMAXでは月間7ギガの通信容量制限のある『UQFlatツープラス』と無制限の『UQFlatツープラスギガ放題』の2種類のプランからなり、制限ありプランは月々3,696円。無制限のギガ放題が月々4,380円となっています。またギガ放題プランでは契約から最初の3か月は、制限ありプランと同じ3,696円で利用が可能です。
両プランの料金を比較すると700円ほどの差なので、その程度なら安心して使える無制限プランのほうが良いような気がします。
速度制限のあれこれ
先ほどの話で月間7ギガの通信容量制限という話がでていましたが、この通信容量制限ってどんなものなのか?詳しく解説していく事にしましょう。
ここでもUQWiMAXを例に説明しますが、月間の通信容量が7ギガに達してしまった場合、速度が通常の最大220Mbpsから128kbpsまで規制がかかる事です。 この通信容量制限にかかってしまいますと、翌月になるまで解除はされません。ちなみに7ギガというとどれくらいの量なのかも気になるところと思われます。だいたい以下を参考にすれば想像しやすいでしょう。
7GBの通信容量比較の目安 |
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この比較結果から、スマホのヘビーユーザーでしたらすぐに制限がかかってしまう事がわかります。この通信容量制限はWiMAXに限らず、どこのポケットWiFiを比較しても全く同じ7ギガの制限となっています。
月間7ギガ制限と3日間制限の違い
ポケットWiFiの月間7ギガの通信容量制限に関してはご理解いただけたかと思います。制限が気になるなら無制限プランを使えばいいという話なのですが、ここでも注意が必要で、実は無制限プランといっても完全な無制限ではないのです。実は『3日間制限』というものがかかってきます。
例のようにWiMAXのギガ放題プランで見てみますと、3日間のうちに3ギガの容量を超えた時点で通信制限がかかってしまいます。この制限は過去3日間の通信量が3ギガを下回るまで解除されません。ただし、簡単にいえば1日1ギガを超える事がなければ、まず問題はないともいえます。この3日間制限もWiMAXに限らず、他社を比較しても全てのポケットWiFiにも適用されています。
以前は2015年4月からWiMAX が3日で1ギガとい制限量でサービスを展開していましたが、2015年1月から規制が緩和され3日で3ギガという通信量にかわりました。これ以後、他社のポケットWiFiも3日間の通信制限量が3ギガになったようです。ちなみに3ギガの目安を紹介しますと、スマホでのYoutube視聴(標準画質動画360p)で12時間半ほど視聴できるレベルです。したがって比較的にこの制限はさほど心配するものでもないかもしれません。
制限後の速度の比較
7ギガ制限や3日間制限にかかってしまった場合、当然速度はおちてしまいますが、それはどの程度障害になるのでしょうか?ここでは各通信制限の障害度合いを比較してみる事にしましょう。通信障害の度合いと7ギガ制限と3日間制限の両者の速度低下の比較はどのようになっているのでしょうか?
ここでも、WiMAXのポケットWiFiを比較例として見ていく事にしましょう。WiMAXでは月間7ギガの制限に達した際、速度が翌月まで128kbpsに制限されてしまいます。ちなみに128kbpsとはどの程度の速度低下なのかといいますと、スマホでWEBブラウズをするのに少し遅いなと感じる程度。Youtubeの動画視聴で途切れ途切れに見られる程度なのでこれは大きなストレスとなるでしょう。
次に3日間制限を見ていく事にしましょう。
WiMAXのポケットWiFiで3日制限にかかった際の速度は約5~6Mbpsといわれています。これは普通のYoutube視聴にも十分耐える程度ですので、よっぽど大きなダウンロードのような作業をしない限りは比較的快適に使える速度ともいえます。電波状態がよければ制限がかかっているのも気づかないレベルかもしれません。7ギガ制限と比較しますと、ぜんぜん制限と呼ぶには緩いものであります。
実質無制限はあるのか?各社の比較
結局ポケットWiFiを比較する際に本当の意味で実質無制限というのはあるのでしょうか?使い放題プランといってもどの会社を比較してみ3日間制限が存在します。 使い放題のプランであれば7ギガ制限は回避できますが3日間制限は回避できません。となると、どこのポケットWiFiを比較しても違いは全くないという事になるのでしょうか?
実は同じ通信量制限がある中でも実質無制限に近いポケットWiFiが存在します。それを知る為に下記のポケットWiFi速度制限比較表を見てみる事にしましょう。
▼ポケットWiFi速度制限比較表
スマホではスクロールできます。
速度制限条件 | 速度制限時の速度 | 無制限プラン | |
docomo | なし | – | なし |
au | 3日で3GB | 128kbps | |
SoftBank | |||
Y!mobile(Yahoo!WiFi) | あり | ||
UQ WiMAX | 6Mbps | ||
スマモバ | 200kps |
この表の比較結果ではポケットWiFiはどれも完全無制限のものはないという事がわかります。その中で注目していただきたいのが速度制限時の速度の比較です。YモバイルやYahoowifi 、スマモバが制限時の速度が128kbpsや200kpsとなっています。それと比較してWiMAXはなんと6Mbps。速度制限時下の通信速度の比較差が段違いなのです。
規制後での6Mbpsの速度というと普通にインターネットを行う分には問題ないレベルですので、実質無制限と呼べるは、この中で比較しますとWiMAXということになります。実質無制限=速度制限時の速度の比較差という事になるのです。
ポケットWiFiの王者はWiMAX
実質無制限で使えるのはWiMAXであるという事がここではわかりましたが、料金的にはどうなのか?各社ポケットWiFiとの比較してみる事にしましょう。▼ポケットWiFi料金比較表
通常プラン | 使い放題プラン | |
Yahoo Wifi | 1,980円 | 3,696円 |
Yモバイル | 3,696円 | 4,400円 |
スマモバ | 3,480円 | 3,980円 |
UQ WiMAX | 3.696円 | 4.380円 |
比較してみますと、料金が一番安いのはYahoo wifi になります。さすがに業界最安値を謳っているだけに他社と比較してもその安さは圧倒的です。残りはどれも似たような感じになっていますが、UQWiMAXが比較的一番高めといったかんじでしょうか?
ただし、先ほども述べたように3日間規制後の速度は他社とは比較にならない6Mbpsですから、規制を気にせず使う視点で比較しますとUQWiMAXがおすすめといえます。もし、価格が気になるのであれば、BroadWiMAXであれば同じUQWiMAXと同じ回線でありながら月額料金は2,856円とUQ社と比較しても圧倒的な低価格を誇っています。
他社と比較の結果、料金が安い代わりに初期費用の発生がネックですが、加入時期によっては初期費用無料キャンペーンを行っているので、これまで上げたプロバイダを総合比較してもBroadWiMAXへの加入が一番堅実でしょう。