各社ポケットWifi比較!

スマホやタブレットといえば、今や二人に一人は持っている時代。 スマホの動画視聴などはいわば移動中の暇つぶしのように利用するもの。

それに伴いスマホがパケット通信量を多く消費するようになった為、スマホとお出かけの際にはモバイルバッテリーとポケットWiFiは必需品にとなってきました。

ポケットWiFiを持ち歩かなくてはスマホのパケット利用料がすぐに月間利用料を超えてしまうからです。

そんなスマホ時代の新しいアイテムともいえるポケットWiFi。

使い放題といったプランもあるようで、以前と比較し、どこにいても安心してインターネットができる時代になりました。

ただ、このポケットWiFiも使い放題といわれていますが、厳密にはそうではないらしいとのこと。使い放題のサービスプランを打ち出しているのに、これはどういうことなのでしょうか?

今回はこのポケットWiFiは本当に使い放題なのか?といった点を徹底分析し、どこのポケットWiFiを使うのがお得なのか?各社製品を比較しいていきたいと思います。

【目次】


ポケットWiFiの使い放題はあるのか?


さて、冒頭のタイトルにあるようにポケットWiFiに使い放題はあるのか? 各製品の比較の前に、この点についてから触れていきたいと思います。

いきなり結論から入りますとポケットWiFiに『使い放題』というのはありません。

でもどこの会社も使い放題プランと展開しているはずなのでは・・・?

確かにYmobileでは『つなぎ放題』といったプラン、WiMAXでも『ギガ放題』といった使い放題のプランを展開しています。

使い放題プランがあるにも関わらず使い放題ではないというのはどういう事でしょうか?

これを理解する為には、まずポケットWiFiの通信量制限について理解していく事にしましょう。

月7ギガ制限と3日制限


ポケットWiFiにおいての通信量制限は2種類あります。 月7ギガ制限と3日制限です。

月7ギガ制限というのは月間の通信量が7ギガを超えた際にかかる通信量制限で 制限の具体的な内容は、制限がかかったその日からその翌月にかけてまで通信速度が128kbpsに制限されるものです。 128kbpsはスマホでヤフーのトップページを開くのに30秒ほどかかるため、とてもまともに使えたものではありません。

次に3日制限とは直近3日のうちに各会社が指定した通信量を超えた際にかかる制限で、この場合は通信量を超えた日からその翌日まで制限が課せられる事になります。 制限時の通信速度は128kbps~1Mbpsと会社によって違いますが、比較的7ギガ制限と比較しますと緩い制限といえます。

通信量制限は月7ギガ制限と3日制限で両者の比較では、3日制限のほうが緩い。 ここまでがポケットWiFiをとりまく通信量制限の詳細です。

ポケットWiFi の使い放題プランは7ギガ制限のみ対応


では、ここでポケットWiFiの使い放題が、実はそうではないという件について説明いたしますと、各社が取り扱っている使い放題というのは上記で紹介した7ギガ制限を無効にするというものです。

使い放題プランと制限ありプランを比較しても3日制限だけはどちらにも適応されてしまうのです。  これが使い放題プランが実際はそうでないという理由なのです。 では、ポケットWiFiは使い放題での使用はできないのでしょうか?

実は各社の制限内容の比較によっては使い放題で使用する事も実は可能です。

実質無制限は利用容量次第で可能


ポケットWiFi使い放題で利用するのに重要な要素は3日制限の制限到達容量にあります。 これは各会社によって異なるのですが、比較してみると3日で1ギガと定めている所や3日で3ギガ、もしくは3日で10ギガとなっている所もあります。

これらを比較すると、当然ながら到達容量が大きい会社のポケットWiFiを比較して選べば制限にかかる心配が少なくなります。

2016年頃まではこの3日制限の到達容量は3ギガと定めている会社がほとんどだったのですが2017年2月よりUQWiMAXが到達容量を10ギガに変更しました。

この通り到達容量が多い会社を比較して選ぶ事で、3日制限を回避しやすくなります。 この方法で実質無制限で利用することが可能になるのです。

制限時の速度も比較の対象になる


3日制限到達までの容量が大きいポケットWiFiを比較して選ぶ事が実質無制限に繋がるという話がありましたが、もう一つ実質無制限にする為の比較ポイントがあります。

それは制限時の速度での比較です。 実は3日制限は制限時の速度が各会社によって違います。最も遅いもので128kbps、速いものでは1Mbpsは速度を保証している会社もあります。

1Mbps程度であればYoutubeの標準画質程度はストレスなく見れる程です。 従って、この制限時の速度がなるだけ速いものを比較して選ぶ事で制限にかかった状態でもいつもと変わらぬように使う事ができるという事になるのです。

この制限までの到達容量と制限時の速度を比較して会社を選び、3日制限をうまく利用するというのが実質無制限で利用するポケットWiFi比較のノウハウになります。

ポケットWiFi。使い放題で比較ならWiMAX


これまでの話で使い放題でポケットWiFi使う比較ノウハウについてはご理解いただけたかと思われます。

では最後に使い放題を前提に比較すると、どこのポケットWiFiが良いかを見ていく事にしましょう。 タイトルでもあるようにWiMAXが使い放題の比較で一番おすすめという事になっているのですが、その詳細な比較結果を説明していく事にします。

3日制限の到達容量が10ギガ

別項でも少し触れましたが、WiMAXの3日制限の到達容量は2017年2月に3ギガから10ギガに変更となりました。

3ギガと10ギガを比較するなら3倍以上になのでかなり大きな容量に見えますが、10ギガあるとどれくらいの事ができるのか? Youtubeの動画視聴で1ギガを消費するグラフを作成してみましたので、比較の参考にご覧ください。

▼1ギガ消費のYoutube 画質別比較
画質 画質評価 消費量 1ギガあたり
144p 120MB/h 約8時間
240p 180MB/h 約5.5時間
360p 標準 240MB/h 約4時間
480p 標準(自動選択) 420MB/h 約2時間
720p 高画質 720MB/h 約1.2時間
1080p HD高画質 1260MB/h 約40分
この比較グラフを見ますと10ギガを消費するならば、超高画質の1080pでの動画視聴で約7時間、高画質720pでは約13時間。標準画質の480pでは約40時間視聴できる計算になります。

3日のうちにこれだけと考えますと1日に超高画質の映画を1本ずつみても10ギガを超えるには至りません。

大きなファイルのダウンロードなどをメインで使われるユーザーでない限り これだけあれば、どう比較しても実質無制限で使い放題といえるでしょう。

3日制限時の速度でも1Mbpsを保証

次に実際に3日制限にかかってしまった時ですが、この時の速度がある程度あれば通常時と制限時を比較しても使用に特に支障がないという話がありましたが、WiMAXの3日制限時の速度は1Mbps。これだけあれば通常のネットサーフィンとYoutube視聴程度であれば問題なく使えます。

3日制限到達容量10ギガ。そして制限時の速度は1Mbps。この二つの理由で比較するとポケットWiFI比較の最もおすすめはWiMAXという事になります。 また、他社と比較した際のWiMAXのもう一つの大きなメリットが取り扱うプロバイダによって料金がかなり安いという事です。

WiMAXは本家UQ WiMAX以外にも多くのプロバイダが取り扱いをしています。 その中でもBroadWiMAXは他社プロバイダと比較して同じサービスでありながら、月額料金が格段に安いというメリットがあります。

本家のUQ WiMAXの月額料金が4,380円に対してBroadWiMAXは3,276円と両者の料金比較の差は非常に大きく、しかもBroadWiMAXは最初の3か月の月額料金は2,726円。他社と比較しても3,000円を割る料金体系はなかなか無いと言えます。

実質使い放題と圧倒的な低料金!この二つを兼ね備えているWiMAXはポケットWiFi比較のNo1といえるでしょう。

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